【草津温泉】6種類の源泉に入った感想や、それぞれの源泉の比較、特徴を紹介するよ!

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kou446.hatenablog.com

 

 

日本一の温泉の湧出量を誇り、全国的にその名前が知られている国内有数の温泉地である草津温泉。

その草津温泉には、湯畑、白旗、地蔵、西の河原、万代鉱、煮川という6つの代表的な源泉があります。

宿によって引いている源泉が違うため、それぞれの宿によっても温泉の特徴が異なっています。

この前に草津温泉に旅行に行った時に、その6種類の源泉全てに入りました。

なので今回は、それぞれの源泉の特徴や比較をしていきたいと思います!

どうせ草津温泉に行くんだったら、6つの厳選全てに入りたいと思いませんか?

またお湯の色、匂い、刺激に関しては、個人的感覚によるものなので、公式が発表する特徴とは異なる場合があります。

 

草津温泉の特徴

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源泉のことを紹介するより、まずは草津温泉のお湯自体の特徴を紹介したいと思います。

その特徴としては次の3点が挙げられます。

1、草津温泉のお湯は強い酸性である

それぞれの源泉のPH値は、

 

湯畑→約2.08

白旗→約2.06

地蔵→約2.05

西の河原→約2.08

万代鉱→約1.70

煮川→約2.1

 

大体、約2.0くらいの値ですね。

これは、レモンの果汁と一緒くらいの値です。

なので大体どこの温泉も目に入ると痛いです。

そして、体に傷があるとけっこうしみます、、

それくらい強酸性の温泉なのです。

なので草津温泉に行く際は事前に傷がないかを確認してから行った方がいいです。

予想以上にしみます、、、

 

2、源泉かけ流しである

どこの温泉もお湯で薄めたりせず、源泉かけ流しのお湯です。

草津温泉では2001年に「泉質主義」を掲げています。

これは、温泉がありふれている今、泉質を問われるようになりました。

なので源泉かけ流しにこだわることで泉質を再重要視するという宣言です。

この温泉に対する徹底ぶりが草津温泉のブランドを築いているのです。

 

3、どこの温泉も大体熱い

源泉かけ流しをモットーとし、お湯で薄めないため、草津温泉の湯は大体熱いです。

だってどの厳選も50度以上あるんですから。

どの温泉でも、最初は熱くて入れないところが多かったです。

ただ体を慣らしていけば入れる温度なので、時間をかければみんな入れるとは思います。

 

それぞれの源泉の特徴

先程も書いた通り、全体として、酸性であるということが共通しています。

また、硫黄単体では匂いはせず、俗に言う硫黄の匂いというのは硫化水素の匂いのことです。

湯畑源泉

入ったのは、「湯畑草庵 足湯カフェ」の湯です。

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湯畑草庵の足湯カフェについての記事はこちらです!↓↓↓ 

kou446.hatenablog.com

 

 この源泉の特徴は

色:無色透明

匂い:強い硫化水素の匂い

刺激:無し

源泉温度:約55℃

湧出量:4437L/分

 

草津温泉の代名詞、湯畑の源泉です。

草津の温泉のイメージといったら、この源泉のお湯を想像する方が多いと思います。

刺激が少なく、一般的に6つの源泉の中で一番入りやすいと言われています。

温度的にもそれほど熱くなく、実際、とても入りやすいです。

湯畑の隣に湯畑源泉の足湯があるので入ってみてください!

 

白旗源泉

入ったのは、共同浴場「白旗の湯」の湯です。


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この源泉の特徴は

色:白濁色

匂い:強い硫化水素の匂い

刺激:ピリピリする

源泉温度:約55℃

湧出量:1508L/分

 

6つの源泉の中で唯一白濁したお湯です。

湯の花も多く見ることが出来ます。

この源泉は、少し手を入れただけでも結構ピリピリするので、もしかしたら温泉のピリピリ感が苦手な方は入れないかもしれません、、

逆に僕はそのピリピリ感が好きなので、一度手を入れてみて、自分に合うかどうかを確かめることをおすすめします。

そして傷がある方は注意して下さい。

僕は入った時、いつ出来たか分からない傷にしみ飛び跳ねたので。

 

地蔵源泉

入ったのは、「ホテルニュー七星」の湯です。

 

この源泉の特徴は

色:無色透明

匂い:ほんのりと硫化水素の匂い

刺激:無し

源泉温度:約53℃

湧出量:386L/分

 

この源泉は共同浴場「地蔵の湯」で入ることができます、

近年では、湧出量が減少し、6つの源泉の中では一番少なくなっています。

今後入らなくなるかもしれない貴重な湯なので、草津温泉に行った際は是非入っておきたい源泉です。

 

西の河原源泉

入ったのは、「西の河原公園」の足湯です。

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この源泉の特徴は

色:無色透明

匂い:無し

刺激:無し

源泉温度:約50℃

湧出量:1400L/分

 

この源泉は、温泉的な特徴があまりなく、個人的にはとても入りやすい湯だなと思いました。

西の河原公園の足湯は少し熱いため、入る際には少しづつ慣らしていく必要がありました。

そんな熱い西の河原公園の足湯に入るコツは、一気にドボンとそこまで足を入れちゃうことです。

熱いお湯は表面に上がってくるので、底の方が表面より温度が低いです。

なのでビビっていてはいつまでも入れないので勇気を出して見てください。

 

万代鉱源泉

入ったのは、「西の河原露天風呂」と「永田屋」の湯です。

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この源泉の特徴は

色:無色透明

匂い:無し

刺激:ピリピリする

源泉温度:約95℃

湧出量:6200L/分

 

万代鉱源泉は、6つの源泉の中で一番、PH度が低い強酸性の湯でとても刺激が強いです。

傷にかなりしみました。

また、お湯にヌメリがあることが特徴です。

入った後は肌がとてもツルツルになり、美肌の効果を実感しました。

この厳選が湧出量が一番多いため、湯畑から離れている旅館の多くはこの万代鉱源泉を引いています。

 

煮川源泉

入ったのは、共同浴場「大滝の湯」の湯です。

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この源泉の特徴は

色:無色透明

匂い:ほんのりと硫化水素の匂い

刺激:少しピリピリする

源泉温度:約52℃

湧出量:689L/分

 

この煮川源泉は、源泉が空気に触れないようにしてるので、とても熱いです。

「大滝の湯」では、38℃、40℃、42℃のお湯がそれぞれあるため、熱いお湯が苦手な方でも入ることが出来ます。

 

まとめ

草津温泉の湯といえば、硫黄(硫化水素)の匂いがして、少し緑っぽいなんて想像していましたが、入ってみると、草津の温泉といえども異なる性質を持つ湯があり、効能が違ったりすることも新たな発見でしたし、草津温泉の魅力の1つなのかなと感じました。

確かに、西の河原源泉と白旗源泉なんか、色、匂い、刺激、どの性質も異なっています。

地元の人によると、やはり人によっては推し源泉があるそうなので、是非源泉巡りをして、推し源泉を見つけてみてはいかがでしょうか?